気がつけば第20回!!
気がつけば,もうすでに20回を数えるほどになっていました。
それは何かと言えば・・・,
今年度の「煮干入札会」です。
写真は先日の入札会で,この日は見付のケースが,
なんと・・・・,400ケース!!
9時から始めて,見付が終わったのは11時50分。
さすがに,参りました・・・。(ふぅっ~)
この仕事は,私の仕事の中で,
最も重要な意味を持つ大切な仕事だと受け止めています。
商品となる「いりこ」や「ちりめん」などを仕入れるための入札会。
仕入から,商いがスタートします。
販売の好不調は,仕入れの如何にかかっているわけです。
お客さまに喜んでいただける「いりこ」を提供できるよう,
一生懸命に入札会に臨み,社長とともに頑張っています。
さて,今年は2年目となり,
かなり慣れてきたのですが,
一人前のことができるまでには,まだまだ年月が必要です。
今年もまだ,
社長の横に付いて歩き,魚の見方を学んでいます。
学ぶといっても,教えてもらうのではなく,
社長の言動から,いろいろ推察し,自分なりの判断をしているという段階です・・・。
とにかく,・・・修行です。
魚の良し悪しは,なんとなく分かるようになりました。
(っていうか,なったつもり?)
しかし,その魚をどう使うのかを瞬時に判断し,
札を入れていくことができるようになるには,
かなりの経験を積まねばなりません。
社長が,煮干を1ケースずつ見ながら,素早く書き込みをしていく様を見ていると,
「今までに,この作業を何百回いや何千回とやってきたんだなぁ・・・」
「頭の中で,いったいどんなことを考えているんだろう・・・」と,
感心するとともに,改めて尊敬しました。
今年の入札会は,6月16日に始まりました。
今年は,早くから他地域の豊漁の情報が入ってきており,
大島郡も昨年に比べ漁獲高は多いようです。
それは望ましいことなのですが,
大事なのは,獲れる魚の「質」です。
大島の「いりこ」が,本領を発揮するのは,
お盆を過ぎてからです。
これからが,楽しみなのです・・・。
大島の海には,ぜひ期待に応えてほしい!
しかしながら,あくまでも,海産物は「自然の恵み」
人間の力で,自然を操作することはできません。
どうか,
これから秋に向けて,
大島らしい,気合いの入った,すばらしい「いりこ」が獲れますように・・・!!